清川泰次 デザインの仕事
          ―― 生活に息づく美


2025年10月1日(水)~2026年3月15日(日)







清川によるデザインのカーテン、タペストリー、クッションが
使用された企画住宅のモデルルーム 1979年
写真真提供:ミサワホーム株式会社





《Painting No.1295》 1995年


対象のかたちを写し取ることに捉われず、線や色、形による美を追求した画家・清川泰次(1919-2000)。


清川は1979年、住宅メーカー・ミサワホームの依頼で、「暮らしに芸術を採り入れる」というテーマのもと、企画住宅のためのカーテンをデザインしました。その後、1983年からはミサワホーム総合研究所より刊行された書籍『住まいの文化誌』の装幀に携わります。同書は「家族」「別荘」「健康」「祭り」など、住まいや暮らし、日本の文化にまつわるエッセイや写真が収録されたシリーズで、表紙と裏表紙、見返しのデザインを清川が担当しました。そのほか1980年頃からは、西武百貨店より販売されたグラスやテーブルウェア、ハンカチ、ネクタイなどのデザインを手掛けています。


絵画における純粋な美の追求から関心を拡げ、自身の美意識を生活にかかわる製品などのデザインにも反映させた清川。そのシンプルな図柄は、暮らしによく馴染みながら、彩りを添えるものであったといえるでしょう。幅広く展開された清川のデザインの仕事を、同時期の絵画とあわせてご紹介します。

 
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清川によるデザインのテーブルウェア  撮影:S&T PHOTO


清川によるデザインのグラス  撮影:S&T PHOTO



《Painting No.68ー73》1973年

 



清川によるデザインのハンカチ  撮影:S&T PHOTO
  
清川泰次 デザインの仕事 ―― 生活に息づく美
■会   期

■休 館 日





■開館時間

■観 覧 料
2025年10月1日(水)~2026年3月15日(日)

毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
年末年始:2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)
※10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・振休)、1月12日(月・祝)、
  2月23日(月・祝)は開館、 10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、1月13日(火)、 
  2月24日(火)は休館

10:00~18:00(入館は17:30まで)

一般220円(180円)、大高生170円(130円)、65歳以上/中小生110円(90円)
未就学児は無料/障害者の方は110円(90円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料
証明書をご提示のうえ、お申し出ください
※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※世田谷区内在住・在学の小・中学生は、土、日、祝・休日は無料
   
ギャラリートーク承ります
〇当面の間、休止しております。

この展覧会の作品についてもっと知りたい方、担当学芸員が作品を鑑賞しながら解説いたします。
グループ(5名以上)でのご鑑賞の際に、ぜひご利用下さい。

*入館料のみ(別途料金不要)
*希望日の1週間前までにご連絡ください。
 (ご希望日によっては、調整ができない場合もございます。ご了承ください。)

問い合わせ:
03-3416-1202
kiyokawa.taiji.annex★samuseum.gr.jp
(★を@に変えて送信してください)