清川泰次 色と色のハーモニー 2018年4月3日(火)〜8月26日(日) |
![]() 《コーラルレッドの四角作品-62》1962年 |
ものを写すことに捉われない、独自の抽象芸術を探求した画家・清川泰次(1919-2000)。 清川は、静岡県浜松市に生まれ、学生時代に独学で油絵を始めました。初期には具象的な作品を描き、二科展や読売アンデパンダン展などで活動していましたが、1950年代に約3年間の渡米を経験し、本格的に抽象表現へ移行します。その後、清川は、少しずつスタイルを変えながら、線と色面のみによる表現で作品を描き続けました。アメリカから帰国直後には、様々な色の線と面で構成された作品を多く描きますが、その後、1963年に再び渡米してからは、白を基調としたシンプルなスタイルへと変わっていきます。さらに、晩年の1990年代には、再び色彩豊かな作風となり、線、色、かたちによる美を追求しました。 本展では、清川の作品における「色」に着目しながら、初期から晩年までの作品10数点を展示します。約60年にわたり精力的に制作を続けた清川の、色彩の変遷をご覧ください。 |
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![]() 《プルシャンブルーの中に》1953-54年 |
![]() 《黄色の浮遊》1961-63年 |
![]() 《Painting No.381-B》1981年 |
![]() 《Painting No.394》1994年 |
l 展覧会関連イベント |
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担当学芸員によるギャラリートーク 5月19日(土)11:00〜 20分程度 本展の見どころについて解説いたします 担当学芸員によるスライドレクチャー 7月28日(土)11:00〜 30分程度 清川泰次とその作品について、スライドを使って解説いたします *いずれも参加費無料(観覧料別途)、事前申込不要 |
l 世田谷美術館分館イベント情報 |
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担当学芸員によるギャラリートーク 4月14日(土)11:00〜 宮本三郎記念美術館 5月26日(土)11:00〜 宮本三郎記念美術館 6月 9日(土) 11:00〜 向井潤吉アトリエ館 8月 4日(土) 11:00〜 向井潤吉アトリエ館 *いずれも20分程度 *参加費無料(観覧料別途)、事前申込不要 |
清川泰次 色と色のハーモニー
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ギャラリートーク承ります この展覧会の作品についてもっと知りたい方、担当学芸員が作品を鑑賞しながら解説いたします。 グループ(5名以上)でのご鑑賞の際に、ぜひご利用下さい。 *入館料のみ(別途料金不要) *希望日の1週間前までにご連絡ください。 (ご希望日によっては、調整ができない場合もございます。ご了承ください。) 問い合わせ: 03-3416-1202 kiyokawa.taiji.annex★samuseum.gr.jp (★を@に変えて送信してください) |
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